感性を育むには・・・

子どもの感性を育てていくというのは幼児期にやっておかないといけないことです。
「感性」とは辞書的な意味では「物事を深く感じとる働き」というような感じです。

物事を深く感じとれるようになるには・・・
実体験を積むことではないかと思います。
書物から得た知識ではなく、自分が実際に経験してみるということです。そうすることで感情が豊かに育つようになるのです。感情というのは一人一人、感じ方が違います。だから言葉ではなかなか伝わらないものです。ましてや子どもなら、なおさら難しいことです。

でも感情の変化が生じる実体験をすることで感性を育むことができるようになると思います。
当園ではそのような考えから自然との触れ合いを数多く取り入れています。自然には人間の心に感動を与えたり、癒したりと人間の心を整えてくれる働きがあります。
また本物に触れることで子どもには間接体験では伝えることのできないものがリアルに伝えられ、好奇心や探究心を育てることができるようになります。

でも自然との触れ合いは何も良いことだけではありません。時には子ども達に試練を与えることもあります。でもその自然から与えられた試練を乗り越えることで子ども達の中には「やったぞ〜」という達成感や成就感が得られ自信へとつながっていくのではないかと思います。
実体験を通して感じ、気づき、考えることが幼児期には必要なことだと思います。