植物園に行ってきました!

先日、大阪公立大学附属植物園に行ってきました!

今年度初めての試みです。

年間を通して子ども達はやまなみ自然活動プログラムによって、さまざまな自然と触れ合う機会を持ってきました。

そこで、少しは自然という存在に対して、興味や関心をもってくれているのではないかと考え、植物園に行くように計画してみました。

団体で行くにはいろいろと打ち合わせなどが必要で、事務的手続きに少々時間がかかりましたが、無事、やまなみ自然活動プログラムの一つとして実施することができました。

植物園はとても広いため、年少中はクラス単位で移動しました。しかし、学年によってルートや時間を変え、子ども達への投げかけも変えてみました。反省会での担任の先生の発言からは、年間を通して自然に触れてきたことによるたくさんの子ども達の気付きが報告されました。

年中児では、長い距離を歩いたため、四分の一ぐらいの子ども達からは、「足がだるい」というような声がきかれましたが、半分ぐらいの子ども達からは、「もっと見たい」という積極的な声を聞くことができました。

年長児では、地図を使って、オリエンテーリングを行いました。詳しくはインスタに挙げていますが、クイズを出題し、みんなで楽しむ姿が見られました。小学校への移行の時期なので、みんなで一つの課題に向かって協力するということを大事にして、保育のねらいを設定しました。守らなければならないルールとして、“走らない”というものを子ども達に提示し、カメラマンを入れると大人3人態勢で、クラスごとに回りました。オリエンテーリングの前にはクラスで作戦会議を行い、どのようなルートで回ると多くのポイントを回れるのか等を話し合い、実施しました。各ポイントには園にまつわるクイズが出題されています。そこではみんなで意見を出し合い、解答用紙に記入します。

保育のねらい通り、クラスの中にゆっくりと歩く子がいても、みんなでその子が追い付くまで待つ、という姿勢が見られ、協力し合う姿がたくさん見られました。実は、各ポイントでクイズを出すのは、ポイントで留まるようにするためでした。結果として、みんながルールを守り、楽しくオリエンテーリングができました。

今回の植物園は子ども達には新奇に映ったようで、おそらく子ども達の心にも思い出として残ってくれるのではないかと思います。