今年度最後の耕耘後土遊び

少し時間が経ちましたが、今年度最後の耕耘後土遊びを行いました。

最初の予定日に降った強雨のため、延期を重ねましたが、漸く実施することができました。子ども達がとても楽しみにしている園行事の一つなので、最後に実施することができてホッとしています。

さて、年長児にとっては、本当の意味での最後なので、子ども達からは喜びが伝わってきました。カラカラに乾いているわけではなく、少し水分を含んでいる感じでしたが、子ども達にとっては、それが楽しみの一つにもなっていました。今までとは異なる土の状態によって子ども達の遊びにも変化が見られました。乾いている状態なら、相撲をしたり、走り回ったりという動的な遊びが多く見られますが、今回はそれらの遊びと共に大きな土の山を作るという活動も見られました。しかしながら、学年が上がるにつれて、遊び方がダイナミックになっていきます。保育ボランティアに来ていた学生も学年の違いによる遊びの変化に驚いていました。この遊びを見ていると、幼児という段階でひとくくりにする難しさを感じます。やはり発達を捉えた上での保育の重要性を改めて感じた次第です。

来年度も引き続き、耕耘後土遊びを行います。子ども達と共に私たちもドロドロになって楽しみたいと思います。