3年ぶりのコーナー遊び

本日、3年ぶりのコーナー遊びを行いました。

3年ぶりなので、コーナー遊びを子ども達はもちろん誰一人として知りませんが、保育者の中にも初めての者がたくさんいるため、コーナーの係を発表した際には、しっかりとコーナー遊びの「活動のねらい」を伝え、何を目的に行っている活動であるのかを保育者一人ひとりが確実に理解した上で本日を迎えました。

 

 

コーナーは伝承遊び、カプラ、運動など5つのコーナーで今年も構成されています。クラス単位で各コーナーの説明を受けた後は、行きたいコーナーに分かれて活動に参加していきました。活動中は自分の興味関心に任せてそれぞれのコーナー活動に参加することができます。コーナー遊びは、異年齢で行うため、「人間関係」と「環境」の領域に重きを置いた「活動のねらい」が設定されています。そのことを念頭において、各保育者は子どもとの関わっています。5月から11月まで継続して行われますが、回数を重ねることで、子ども達の関わりが広がり、そして深まっていきます。

 

第1回目の活動では、同じクラスの子ども同士が集まる傾向がありますが、例年、回数を追うごとに、学年が混ざり合い、「教えるー教えられる」関係が学年の枠を超えて自然発生していきます。

各コーナーのテーマは同じですが、係の先生たちが前回の活動の状況を勘案して次の活動内容を決めています。自ずと新しい活動が提案され、実施されます。つまり、本日の活動の反省会をしますが、これにより次の活動内容が決められるというわけです。

遊んだ後は、子ども達が自分たちで片付けます

子ども達が毎回、コーナー遊びを楽しみにしています。「活動のねらい」を踏まえて拡張してくコーナー遊びを次回の6月も思う存分、楽しんでほしいと思います。