少しずつ子どもにお手伝いをさせよう!

子どもの生活体験をひろげるためにもお手伝いはとても有効です。あれやこれやとさせる必要はありません。子どもが楽しめる些細なものでかまいません。成長にあったものであれば、子どもに負担を与える事はありませんし、子どもも楽しんでお手伝いをしてくれることだと思います。
幼稚園入園前の子どもでも結構お手伝いはできるものです。例えば①食事の時にお箸を並べる②新聞ポストから新聞をとってくる③電気をつけたり消したりする④靴を靴箱から出す⑤お母さんと一緒に洗濯物を取り入れるなどなど。
子どもが手伝ってくれたときには「ありがとう」、「助かったわ」などとお母さんが喜んでほめてあげてください。子どもをうまく乗せてみると意外と子どもは手伝ってくれるものですよ。

どんなことでもかまわないのでできることから少しずつ家の手伝いをさせていってください。小さいうちはそのようなことはできませんが、4歳ぐらいになれば食器を運んでならべたり、新聞をとってきたりといったことができるようになります。年齢が高くなるとついつい邪魔くさい、と思ってしまうのですが、低年齢の子供にはそのような気持ちはほとんどありません。お願いしたことをしてくれたら、「ありがとう、お母さん助かったわ」という一言を忘れないようにしてください。

このようにお母さんがきちんとした対応をすることでお手伝いをお願いされるのが好きになります。兄弟がいる場合は「僕に言って、私に言って」と競い合うようになります。お手伝いをすることで自分はお母さんの役に立っているという気持ちが芽生えることで、他人をいたわる気持ちが少しずつでも芽生えてきてほしいものです。