夢を夢のままで終わらせないために

「自分の夢を持ち、その夢に向かって努力する」自分の子どもがこのような姿になってほしいと思いませんか?僕は自分の家庭教育で大切にしている一つに「努力すること」をあげています。でも努力するって長続きしないんですね。みなさんもそう感じませんか?やみくもに頑張れって言われても頑張れないわけです。ではどうすれば、努力を継続できるのかということになりますが、その一つに夢を具体的にすることだと考えています。

「家を建てたい」だけではいつまでたっても家は建ちません。「どのような家を建てたいのか」⇒「そのためにはどれぐらいの費用がいるのか?」⇒「その費用を稼ぐためには月々どれぐらい貯蓄したらよいのか?」などのようにより具体的にしていくからこそ、行動に移せるわけです。だから夢を描くだけではなくその夢を具体的にしていくことが大切です。具体的にしたら行動に移せるわけですが、その具体的な夢が大きすぎてはなかなか達成感を味わうことができずに失速してしまいます。ではどうすればよいのでしょうか?次は分化することが大切です。具体的な夢を小さく分けていくのです。具体的な夢の実現を10としたら、1はどのぐらいまでのことをすればよいのか、3は、5はというように分けていくとそれぞれの段階で達成感を味わうこともできますし、自分の夢に対する現在地を把握することができます。でも、最も大切なのは願うだけではなく、その夢に近付けるように努力することを忘れないということです。忘れてしまうと絵にかいた餅になってしまいます。具体的な夢を持ち、夢を分化し、絶え間ない努力を怠らない、これら3つの条件がそろって実感できる夢へのアプローチとなるのではないかと思います。