れんげつみに行ってきました

本日、れんげつみに行ってきました。

少し前から降り続いた雨の影響もなく、れんげ畑は今が「真っ盛り」の状態でした。

今年一番の暑さになるとの予想から、日よけ用にテントも2はり持参しました。

畑一面に咲きほこるレンゲソウの絨毯の中、子ども達が思い思いの遊びを展開していきました。今年は年少児で虫が嫌だと泣く子どもも少なく、初めての自然環境であっても、子どもなりに楽しむ姿が見られました。レンゲソウだけではなく、シロツメクサを摘んだり、ちょうちょやかえるを追いかけたりとさまざまな姿が見られました。

学年があがるにつれて遊びがダイナミックになり、活動範囲が広がります。年少児では一人で花を摘む姿が目立ちますが、年中児になると、花を摘むのも友達と一緒にするようになります。この自然プログラムではこのように子ども達の学年による発達の違いを意識して、保育のねらいが立てられています。また、4月に実施するということを踏まえ、領域も環境領域だけではなく、人間関係の領域を意識したねらいも同時に設定されています。「どのようにすれば、この自然環境を通して、子ども達のつながりが見られるようになるのか」と私たちはこのようなことを考えて、保育案も立案しています。

ねらいが実現されるように、保育者がねらいをもとに、子ども同士がつながっていくような言葉をかけていきます。そうすることで、下記のように子ども達が一緒になってあたらしい仲間と関わって遊びだす姿が年少児にも見られるようになります。

今年は、レンゲソウ以上に人気だったのが、てんとう虫でした。

畑のいたるところにてんとう虫がおり、みんなでてんとう虫を観察する姿や図鑑でその種類を調べたりする姿があちらこちらで見られました。

「久保写真」の久保カメラマンもご覧のように子ども達の中に入って子ども達の笑顔を撮影してくれました。撮影の時はスナイパーのように、しかし撮影から離れると子どもと一緒に遊び、子ども達の素敵な笑顔を引き出してくれます。

久保さんの素敵な笑顔です。いつも子ども達の素敵な瞬間を見逃さず、そして場を盛り上げてくれる素敵なカメラマンです。スタジオ撮影もお上手なので、よろしければ、こちらをご覧ください。⇒ 出張写真撮影専門の久保写真 、大阪、枚方、交野 (kubophoto.com)

 

次は来月に耕耘後土遊びがあります。

今年初めての土遊びなので、年長児からは待ちきれない様子が今から伝わってきます。

アサガオの種を蒔きました

アサガオは子ども達でも簡単に栽培でき、生長が早く花期が短いうえに、色水遊び等でも遊ぶことができる植物です。

当園では毎年、年長児がゴールデンウィーク前に種を蒔きます。

今年も先生から説明を受け、自分たちでアサガオ鉢に土を入れて、種を蒔きました。

ゴールデンウィーク前に蒔けば、1学期中に花をつけ、その花弁で色水遊びをすることができます。種を蒔き終えた後は、これから毎日、当番の子ども達が朝に水をあげるようになっています。

日々育っていくアサガオを観察して、生命の不思議さを感じてくれることでしょう。

 

同日に、ひまわり組では、ヒマワリの種を蒔きました。初めて種を見た子どもも多く、青く色づけされている種に驚いていました。当園では、年中児の時に、クラス名の花を栽培して、観察します。

担任の先生がヒマワリの種を子ども達に見せた後にそっと、プランターに蒔きました。今年は例年より大きく育つヒマワリにしています。夏が近づくにつれて、大きくなるヒマワリに子ども達はびっくりするのではないかと思います。

 

レンゲソウが咲き出しました

今月末に行われるれんげつみの下見に行ってきました。

4月上旬の頃はゴールデンウィーク前にできるかどうか、というような状況でしたが、本日見てきた状態だと問題ないと思われます。

ご覧のようにレンゲソウが畑一面に咲き始めた様子が見られます。

この様子だとゴールデンウィーク前ぐらいが花のピークになるのではないかと思われます。しかしながら、週間天気予報によると来週始めは天気が崩れるようです。雨が降り続き、畑が水浸しにならないことを祈るばかりです。

 

すべり台を新しくしました!

報告が遅くなりましたが、昨年度末に、長年、子ども達の人気遊具であったすべり台を新しくしました。以前のものは鉄製であったため、何度もペンキを塗り替えていましたが、劣化が激しくなったため、新しいものに変えることにしました。

春休み期間中の工事であったため、預かり保育の子ども達だけでギャラリーは少なかったですが、見守られながら解体が進みました。

重機が園庭に入り、あっという間にすべり台は解体されました。

すべり台が解体され、遊具下に敷いてある人工芝とゴムマットが丁寧に取り除かれ、重機が土を掘り返すと、すべり台を支えていた大きなコンクリートの塊が出てきました。近くで眺めるとかなり深くまで固められていたのがわかります。これが子ども達の安全を支えてくれていたのかと思うと、感慨深いものがあります。
新しいすべり台は大きさの関係から、従来の場所から少し移動をして設置しました。基礎をかため今度は先ほどとは逆さまの工程をたどり、新しいすべり台が組み立てられていきました。

解体までは早かったのですが、設置には多くの時間がかかりました。

朝早くから作業をされていましたが、終了したのは夕方でした。

丁寧な作業のおかげで、ご覧のように新しいすべり台が完成しました。

新学期が始まった今では、あっという間に子ども達の人気の遊具になりました。

 

今年度最後の耕耘後土遊び

少し時間が経ちましたが、今年度最後の耕耘後土遊びを行いました。

最初の予定日に降った強雨のため、延期を重ねましたが、漸く実施することができました。子ども達がとても楽しみにしている園行事の一つなので、最後に実施することができてホッとしています。

さて、年長児にとっては、本当の意味での最後なので、子ども達からは喜びが伝わってきました。カラカラに乾いているわけではなく、少し水分を含んでいる感じでしたが、子ども達にとっては、それが楽しみの一つにもなっていました。今までとは異なる土の状態によって子ども達の遊びにも変化が見られました。乾いている状態なら、相撲をしたり、走り回ったりという動的な遊びが多く見られますが、今回はそれらの遊びと共に大きな土の山を作るという活動も見られました。しかしながら、学年が上がるにつれて、遊び方がダイナミックになっていきます。保育ボランティアに来ていた学生も学年の違いによる遊びの変化に驚いていました。この遊びを見ていると、幼児という段階でひとくくりにする難しさを感じます。やはり発達を捉えた上での保育の重要性を改めて感じた次第です。

来年度も引き続き、耕耘後土遊びを行います。子ども達と共に私たちもドロドロになって楽しみたいと思います。

 

植物園に行ってきました!

先日、大阪公立大学附属植物園に行ってきました!

今年度初めての試みです。

年間を通して子ども達はやまなみ自然活動プログラムによって、さまざまな自然と触れ合う機会を持ってきました。

そこで、少しは自然という存在に対して、興味や関心をもってくれているのではないかと考え、植物園に行くように計画してみました。

団体で行くにはいろいろと打ち合わせなどが必要で、事務的手続きに少々時間がかかりましたが、無事、やまなみ自然活動プログラムの一つとして実施することができました。

植物園はとても広いため、年少中はクラス単位で移動しました。しかし、学年によってルートや時間を変え、子ども達への投げかけも変えてみました。反省会での担任の先生の発言からは、年間を通して自然に触れてきたことによるたくさんの子ども達の気付きが報告されました。

年中児では、長い距離を歩いたため、四分の一ぐらいの子ども達からは、「足がだるい」というような声がきかれましたが、半分ぐらいの子ども達からは、「もっと見たい」という積極的な声を聞くことができました。

年長児では、地図を使って、オリエンテーリングを行いました。詳しくはインスタに挙げていますが、クイズを出題し、みんなで楽しむ姿が見られました。小学校への移行の時期なので、みんなで一つの課題に向かって協力するということを大事にして、保育のねらいを設定しました。守らなければならないルールとして、“走らない”というものを子ども達に提示し、カメラマンを入れると大人3人態勢で、クラスごとに回りました。オリエンテーリングの前にはクラスで作戦会議を行い、どのようなルートで回ると多くのポイントを回れるのか等を話し合い、実施しました。各ポイントには園にまつわるクイズが出題されています。そこではみんなで意見を出し合い、解答用紙に記入します。

保育のねらい通り、クラスの中にゆっくりと歩く子がいても、みんなでその子が追い付くまで待つ、という姿勢が見られ、協力し合う姿がたくさん見られました。実は、各ポイントでクイズを出すのは、ポイントで留まるようにするためでした。結果として、みんながルールを守り、楽しくオリエンテーリングができました。

今回の植物園は子ども達には新奇に映ったようで、おそらく子ども達の心にも思い出として残ってくれるのではないかと思います。

子どもの見方を少し変えてみませんか?

子どもを褒める際に「短所や欠点に対して寛容になりましょう」と言われることがあります。例えば、A君がすごく勉強のできる子どもであったとすると、多くの大人は、「勉強ができてすごいね。また100点取ったの」などのように言って褒めます。一方で、テストで悪い点を取った場合には、「もっと勉強しなさい。いつもこんな点ばかりとってどうしようもない子ね」などと言ってしまいます。しかし、「短所や欠点に寛容になる」とは、後者のような場合、「(勉強はあまりできないかもしれないけど、)運動が良くできるよね」などと、その子の「良さ」をみつけて褒めることを指します。このような褒め方をすると、「私は勉強ができないけれども、私には良いところがある。勉強ができなくても大丈夫」などと子どもが感じ、前向きにそして肯定的に物事をとらえることができるようになります。人は誰にでも長所と短所を持ち合わせています。短所をどう評価するかで、受け手の印象はかなり変わるものです。親は子どもの短所に目が行きがちですが、それを逆手にとって、短所だけを口にして指摘するのではなく、長所を同時に見つけて褒めるということを心掛けるようにしてみてください。そうすることで、子ども達の自己肯定感はきっと育っていくでしょう。