中秋の名月

今日の月は、中秋の名月です。

旧暦の8月15日の夜(十五夜)に見える月を「中秋の名月」と呼びますが、2023年は今日が、その日になります。「♪十五夜、お月様~♪」として歌にもなっており、今でも親しまれています。

子ども達に、そのことを話し、ご覧のように園の事務所前には、「はぎ」、「すすき」「ひがんばな」を生けて、子ども達がいつでもみられるようにしています。そして、その横には、乳児クラスの子ども達が作った「団子」もそなえてあります。

本日の朝の会では、誕生のお祝いの後に、中秋の名月のことを子ども達に話し、「今日の夜は、お月さまを見てね」と伝えています。

幼稚園では、このような日本の伝統や文化を伝えていく役割があります。文化や伝統、風習がこのようなことをきっかけにして、子ども達の心に残ってくれると良いですね。

今年の中秋の名月は満月になるそうです。

ぜひ、家族でご覧ください。

 

珍しい植物を子ども達に・・・

今日は子ども達に珍しい植物を紹介しました。

それは、最近見なくなった「オジギソウ」です。

昨年度卒園された家庭から、たくさんのオジギソウの種をいただきました。

本ブログでも紹介しましたが、僕たちはその種をひそかに屋上に蒔いていました。

その様子はコチラをご覧ください。

ある植物の種を蒔きました - 園長の部屋 (hatenadiary.org)

しかしながら・・・・

今年の夏は異常な暑さで、灌水システムが整っている屋上の芝生も枯れてしまったほどです。そんなことで、屋上では、残念ながらオジギソウは育ちませんでした。

残念!!と思っていたところ、鉢植えのオジギソウがひっそりと芽吹いてくれたではありませんか!

大事に大事に育て、ご覧のように見事に大きく広がってくれました。

そして、とうとう本日、子ども達に「オジギソウ」を紹介しました。

クラスみんなで見に来てくれ、先生から「オジギソウ」についての話を聞きます。その後、「あ~ら不思議」触ると、葉っぱが縮む姿に、子ども達の興味関心はMAXになりました。触ってもしばらくすると、元に戻る姿を不思議に思う子どもや、早く触りたいので、「1,2,3・・・」と数えだす子どももいて、それぞれの興味関心具合を各々の言動で示してくれました。

そして、葉の不思議さだけではなく、花のきれいさにも目をやる子どももいて、初めて見る「オジギソウ」はあっという間に子ども達のアイドルと化していました。

降園後には、「オジギソウ」のことを帰りながら保護者の皆さんに話している子どもがとても多くいたようです。

「オジギソウ」を介して、子ども同士がつながっていったり、家庭での会話の話題になったりしてくれると嬉しいなぁっと思います。

 

昨年度、卒園されたSさん、ありがとうございました。この場をお借りしてお礼、申し上げます。

年長児の人参が育っています

6月の末に植えた人参の株が順調に育っています。

「土の上に出てきた部分の直径が4センチ程度」、「種まき後120日程度経過」、この2つが人参の収穫条件だそうです。

子ども達の人参プランターを見ると、すでに1番目の条件をクリアーしているものも見られますが、そうでないものもあり、育ちはまちまちです。

実際のところ、土の中の世界は視覚的には拾えないため、予備として植えているプランターの人参を抜いてみました。

そうすると、人参らしい姿が見られました。ホッと一安心です。

後は、じっくりと待つだけです。

発芽してから120日は、ちょうど、年長児の野外活動日にあたります。

そういうことで、野外活動のカレーライス作りにこの人参を使います。

まるまると栄養たっぷりになった人参がお目見えすることを願って、液肥をしっかりとあげておきました。

 

大根種まきとコンポストでの肥料作り

本日、年中長で大根の種まきとコンポスト肥料作りに行ってきました。

昨年は、年長児がほうれん草を育てましたが、今年は大根にしました。そして今年は年中児も一緒に行うことにしました。一方で、コンポストでの肥料作りは年中児が中心となって行っていますが、先日、農業法人のお兄さんが草刈りをしてくれたので、大量の草が農園にあったため、今回は年長児も一緒になって草運びをし、年中児の肥料作りを手伝いました。

まずは、大根の種植えからです。

ひとり6粒種をもらい、マルチングされた畝に種を植えていきました。一つの穴に3粒植え、間引きするのが普通のやり方らしいです。僕も初めて大根の種を見ましたが、意外と小さいものでした。指で小穴をあけ、一粒ずつ入れ、土をかぶせていきます。種を植え終わったら、みんなで「大きくな~れ~」とおまじないをかけて終了です。年中児も丁寧に植えることができていました。


植え終わると、コンポストの前に集まり、この前、集めた草がどのようになったのかを、見せてもらいました。青々としていた草が、土のようになっており、子ども達の顔はびっくりした表情となりました。「土やん」という声が上がりましたが、匂いを嗅ぐと、「牛の匂いがする」、「腐った匂いがする」と土とは違うことに気付く様子が見られました。僕も匂いを嗅ぎましたが、完全に腐葉土になっていました。

 

そして、いよいよ雑草を集めてバケツに入れていくことになりました。バケツに雑草が集まったら、次々とコンポストに入れていきます。草が集まってくると農業法人のお兄さんがその上に米ぬかや水を入れて混ぜてくれます。

子ども達の力が集結したおかげで、あっという間にコンポストの中は草で満たされ、終了となりました。

今回で清掃活動は概ね終了となります。後は、コンポスト内をひっくり返す作業を経て肥料が完成します。

この肥料は農園の肥料として使う予定にしています。

来月に秋の花の観察があります。

今年度からの取り組みですが、秋の花の代表として、コスモスを蒔いてもらっています。少しずつ大きくなっているコスモスを最後は見学しました。まだ茎だけしか見当たらないため、「これに花が咲くの?」というような声もチラホラ聞こえていましたが、一月後にはピンクや白の花が咲き乱れる様子に子ども達は驚いてくれるのではないかと思います。

最後に、告知です。

晴天ばかりの日が続き、心配していた里芋ですが、新葉が出てくるようになり、なんとか持ち直してくれたようです。ごらんのようにみずみずしい葉っぱが見られるようになりました。予定では、来月下旬の土曜日に里芋収穫祭を行います。楽しみにしておいてください。

 

川遊びに行ってきました!

本日、やまなみ自然活動プログラムの一環として、川遊びとせせらぎウォークに行ってきました。バスにゆられること20分。現地に到着すると、子ども達の興味津々度合いはマックスになっていました。

降車後、目的地までは、川沿いを虫の声や川のせせらぎを聞きながら移動しました。

到着後は、危険なことがないように、しっかりと注意事項を聞き、いざ川の中へ。

しかしながら、年少児には川遊びはちょっと早かったようです。

水の冷たさに心地よさを感じている子どももいましたが、川の中で固まる子どもや、川底の石により足裏が痛いと泣き出す子どももいました。


年中児になると、泣くどころか、キャーキャーと楽しむ声がこだましました。1年でこれだけも違うとは・・・と感じるほど、楽しんでくれました。

肩までつかったり、水あびしたりと一気に遊びが広がりました。

そして、年長児になると、さらに遊びの種類が多彩になりました。

「バケツで水をかけて~」と列ができたり、色々な形や色の石を集めたり、魚を見つけて捕まえようとしたり、思う存分楽しんでくれました。

今年度から始めた川遊びですが、今年度の反省を活かし、来年度も子ども達の笑顔のために実施したいと思います。

 

ひまわりの花が咲きました

ひまわり組の子ども達が待ちに待った、ひまわりの花がやっと咲きました。残念ながら1学期の終了式には間に合いませんでしたが、しっかりと花を咲かせてくれました。夏休みの預かり保育に来ている子ども達が見つけ、「園長先生、ひまわりが咲いてる」と教えてくれました。預かり保育に参加している、ひまわり組の子ども達は、ひまわりの花が咲いていることを知ると、みんなで見にいったそうです。それだけ楽しみにしてくれていたんですね。

ここ数日、気温35度を超える日が続いています。

昨日、地域の役でお寺の草刈りに行きましたが、汗が出すぎて、クラクラしてきました。帰宅後、体重をはかると2kg痩せていました。痩せるのは歓迎ですが、毎日、このような日が続くと、まいってしまいますね。

皆さん、熱中症には気を付けてお過ごしください。

2歳児の水遊び

先日、2歳児が園庭で水遊びをしました。

その日は、少し曇り空で、時折、雨がちらつくこともありましたが、とても暑い一日でした。

水遊びは、テントの下で行うようにしました。

水は楽しさをもたらしてくれるものですが、時には危険なものに変わります。たらいにためた水であっても2歳児にとっては、正しい方法を知っておかないと、危険なものになってしまう可能性があります。そのため、水遊び開始前に担任の先生たちから、水遊びのルールをしっかりと聞きました。

水遊びの様子を見ると、子ども達が輪になって遊ぶ様子が見られました。

つい数か月前までは、個々バラバラであったのが、少しずつ同じクラスの子どもを仲間として認識し始めているように感じます。

 

先生たちも子ども達に交じって遊ぶことで、子ども達も安心し、水遊び用のおもちゃでニコニコと遊ぶ姿が見られました。開始当初は、たらいの周りで遊ぶだけでしたが、徐々に活動範囲が広がり、園庭の築山で水を使って遊ぶ様子も見られました。

先生たちも童心にかえって、子ども達と一緒に遊ぶ姿も印象的でした。