大根種まきとコンポストでの肥料作り

本日、年中長で大根の種まきとコンポスト肥料作りに行ってきました。

昨年は、年長児がほうれん草を育てましたが、今年は大根にしました。そして今年は年中児も一緒に行うことにしました。一方で、コンポストでの肥料作りは年中児が中心となって行っていますが、先日、農業法人のお兄さんが草刈りをしてくれたので、大量の草が農園にあったため、今回は年長児も一緒になって草運びをし、年中児の肥料作りを手伝いました。

まずは、大根の種植えからです。

ひとり6粒種をもらい、マルチングされた畝に種を植えていきました。一つの穴に3粒植え、間引きするのが普通のやり方らしいです。僕も初めて大根の種を見ましたが、意外と小さいものでした。指で小穴をあけ、一粒ずつ入れ、土をかぶせていきます。種を植え終わったら、みんなで「大きくな~れ~」とおまじないをかけて終了です。年中児も丁寧に植えることができていました。


植え終わると、コンポストの前に集まり、この前、集めた草がどのようになったのかを、見せてもらいました。青々としていた草が、土のようになっており、子ども達の顔はびっくりした表情となりました。「土やん」という声が上がりましたが、匂いを嗅ぐと、「牛の匂いがする」、「腐った匂いがする」と土とは違うことに気付く様子が見られました。僕も匂いを嗅ぎましたが、完全に腐葉土になっていました。

 

そして、いよいよ雑草を集めてバケツに入れていくことになりました。バケツに雑草が集まったら、次々とコンポストに入れていきます。草が集まってくると農業法人のお兄さんがその上に米ぬかや水を入れて混ぜてくれます。

子ども達の力が集結したおかげで、あっという間にコンポストの中は草で満たされ、終了となりました。

今回で清掃活動は概ね終了となります。後は、コンポスト内をひっくり返す作業を経て肥料が完成します。

この肥料は農園の肥料として使う予定にしています。

来月に秋の花の観察があります。

今年度からの取り組みですが、秋の花の代表として、コスモスを蒔いてもらっています。少しずつ大きくなっているコスモスを最後は見学しました。まだ茎だけしか見当たらないため、「これに花が咲くの?」というような声もチラホラ聞こえていましたが、一月後にはピンクや白の花が咲き乱れる様子に子ども達は驚いてくれるのではないかと思います。

最後に、告知です。

晴天ばかりの日が続き、心配していた里芋ですが、新葉が出てくるようになり、なんとか持ち直してくれたようです。ごらんのようにみずみずしい葉っぱが見られるようになりました。予定では、来月下旬の土曜日に里芋収穫祭を行います。楽しみにしておいてください。