子どもへの伝え方 裏技編

子どもに伝えるのって本当に難しいと思います。自分の考えや意見をまとめて人に伝えるのは結構、得意な方だと思うのですが、そんな僕でも子どもに話す難しさを日々痛感しています。優しい言葉で感情を込めて話す!これに尽きるわけですが、これがなかなか難しい。ついつい難しい言葉で考えてしまい、「これではいかん!」と思うと、かえって話せなくなってしまったりします。



子どもへの話し方は僕よりも担任の先生の方が上手です。そんな彼女たちのテクニックをちょっと盗んでやってみたところ、子ども達のとっつきが非常によかった方法があります。それはぬいぐるみなどを使って自分の伝えたいことをそのぬいぐるみに語らせるという方法です。保育の現場では紙で作ったペープサートというものを使いますが、家庭ではぬいぐるみでやってみてください。たとえば、ぬいぐるみをもって、「○○君、お母さんはご飯だから絵本を片付けなさい!って言っているけど、どうしたんだい?これでいいのかな?」などと、ぬいぐるみが語っているようにするのです。思いのほか効果があります。大人が言ってもなかなか聞いてくれないことでも「は〜い!」と聞いてくれるようになります。年齢が低いほど、効果はありますよ。そしてイライラしたときなどもぬいぐるみに語らせることで精神的にも落ち着いてイライラが軽減するかもしれませんよ。ぜひ、一度、やってみてください。