誉める質を高めよう

昨日は来年度に入園してくる親子を対象に、「一日入園」を行いました。
入園前の情報として、「入園までにどのように我が子と関わればよいのか」「子ども独特の見方や思考」などについてお話しました。その中で、子どもへの誉め方についても触れましたが、子どもへの誉め方にもポイントがあります。

誉めるときにはぜひ、「行為・行動」に目を向けて、その行為・行動をほめるようにしてみてください。例えば、何かお願いごとをしたときに子どもがそれをしてくれた場合には、「ありがとう。手伝ってくれて、とっても助かったわ」というように誉めます。子どもにはとっても響く誉め方です。ちょっと意識をすればできることなので、ぜひ誉めるときの参考にしてみてください。
そして、同時にオーバーに誉めてみてください。子どもは「直観的思考」といって、イメージで物事をとらえる傾向があります。視覚優位なので、表情豊かに誉めてあげることでさらに子どもには効果があります。
なんでもかんでも誉めてしまうように量を求めるのではなく、誉める質を高めるように意識する方が大切ですよ。

拙著にも「誉めるコツ」を載せていますので、よろしければご覧ください。
http://yamanami-kindergarten.jp/enchou/arekore.php