夏休み期間中は子どもにお手伝いを!

まもなく夏休みですね。
当園は19日が終業式となります。
夏休み期間中はぜひ、子ども達にお手伝いをするようにお話をしてみてはいかがでしょうか?
お手伝いの効果としては、お手伝いをすることは誰かのために役立つことで、それは嬉しいことなのだという感情が子どもの中に醸成され、自己肯定感が育まれます。そして、繰り返し行うことで、できなかったことが少しずつできるようになり、バンデューラが提唱した自己効力感が子どもの中に育っていきます。繰り返し行い結果が目に見えて進歩していくことが子どもにとっても一つの楽しみにもなります。
その際に、少しお子さんの特性に合わせて苦手なことにチャレンジしてみるのもよいことだと思います。
しかし、まずは苦手なことからするのではなく、得意なものから、もしくは子どもが興味をもっているものからはじめてみてください。そして軌道にのってきたら徐々に苦手なものにチャレンジしていくようにシフトしてみてください。
結果を急いではいけません。できることから少しずつ子どもにお願いするということが大切です。
そして、やってくれた時には「ありがとう」の言葉を忘れずにしてください。
この際にアイメッセージを意識されると親子の絆も深まっていきます。

アイメッセージとは・・・
自分を主語にして相手に伝える方法です。
この際に注意する点は2点あります。1点目は自分自身を主語にすること、2点目は自分自身の感情を言葉にすることです。例えば、何かを持ってきてもらうように子どもにお願いしたら、「ありがとう」だけではなく、「○○(子どもの名前)、ありがとう。ママはとっても嬉しい」というように、表現します。こうすることで、自分のした行為がママを喜ばせたと子どもが理解することができます。子どもにとても響く表現なので、ぜひ試してみてください。例のように子どもの名前を呼ぶとさらに効果的です。