春に植えた花の花期が終わりになったので、花壇の植え替えを行うことにしました。
昨年に引き続き、園庭の花壇は年長児が自分たちで花を選び、そして植え替えます。
私たち保育者はまさに援助をする役割です。
先だって、年長児が春の花を抜いた花壇を、用務員さんが土をひっくりかえし、肥料を施し、整地してくれました。
この花壇に合うように花株を120株用意しました。40株×3種です。
子ども達が植えやすいように、ひもで花壇にラインをひき、植えるポイントにマークをしました。このようにすると、年長児ぐらいの年齢の子どもであれば、ある程度、きれいに植えることができます。
植え方の説明を聞き、一人一人が花株をもらい、植えていきました。
植え終わると、自分たちのジョウロで水をしっかりとやりました。
土の状態が夏とは異なることを聞き、花に与える水の量も加減することを先生から教わりました。
植えたらおしまいではなく、これから毎日、花の様子を観察していきます。自分たちが卒園するときには、大きく育ってくれることを祈り、花の植え替えを終了しました。
花壇には、それぞれのクラス名と花の名前が記されたプレートがささっています。年少中の担任からも年長児が花壇の植え替えをしたことを伝え、年少中児と花壇の花がつながっていくようにしています。こうすることで初めて子どもにとって、花が「環境」として意味あるものになっていきます。