褒めて子どもを動かす!

子どもを動かすのに、叱るのとほめるのではどちらが良いのでしょうか?
まずはそれぞれの長所・短所を考えてみたいと思います。
叱ってさせる場合、即効性があります。いやいやでもさせようと思えばさせられます。でも長続きしません。一過性で終わります。
褒めてさせる場合、効果があらわれるまで時間がかかります。でも心を動かすことができれば効果は持続します。
どちらも一長一短あるので、状況に合わせてうまく使うことができれば鬼に金棒なのですが、なかなか思うようにはできないことが多いでしょう。
ではどうすれば・・・

お薦めは一叱って、三褒めるぐらいの気持ちで接してみることです。叱るよりも褒める方がたいていの人はうまく扱えます。叱るのはその人の特性などに左右される場合が多いので、うまくいかないことも多くあります。うまく褒めることができるようになれば、子どもを動かすことの8割はできるようになったと思ってよいのではないかと思います。

そうは言っても我が子を褒めるのは他人をほめるようにはいかないことが多いですよね。そんな場合は冷静になって客観的に我が子を見るようにしてみましょう。そして身近にいるほめ上手な人の褒め方を真似してみてください。うちの園の先生は本当に褒めるのが上手です。褒め方にもコツがあります。ぜひ一度、先生たちの様子を観察してみてください。意外な褒め方のコツに気付かれるかもしれません。