子ども達の花と野菜は今・・・

アサガオの間引きも終わり、アサガオの苗がしっかりと育ってきています。ご覧のようにつるが伸び出してきたので、支柱を立てました。この勢いだと、1学期中に花が咲いてくれ、色水遊びができそうです。液肥の効果が出てきているようで、とても嬉しいです。

一方で、年長児のラデッシュはあっという間、害虫にやられて、葉脈だけになっているものが散見されます。そういえば、2~3週間前ぐらいにモンシロチョウがたくさん園庭に入ってきて、子ども達が図鑑を取り出して調べていました。その様子を僕たちは、ほほえましくみていましたが、その時に卵を産んでいたようで、ご覧のようなアオムシがラデッシュの葉を食べていた犯人でした。

調べたところ葉脈だけになったラデッシュは光合成ができないため、育たないそうです。残念ですが、種のまき直しになりそうです。なかなか難しいですね。農業は本当にたいへんだなぁっと思います。

今、残っているラデッシュには、アオムシを取り除き、害虫がよりつかないよう薬剤を散布しました。野菜用ですので、安心して使えます。

ゆりの蕾はご覧のようにどんどん大きくなってきています。バラも蕾を付け始めました。ひまわりも間引き後に移植したものが根付いています。今月下旬ぐらいには大きな花をさかせてくれるでしょうか。

子ども達は、自分たちの花を毎日観察して、その生長ぶりを報告してくれます。このような植物の生長過程に主体的に子ども達が取り組み心を動かされる体験をすることが、子ども達の心の育ちにはとても重要になります。

ゆりの蕾が見えますか?中央の細長いものが蕾です

ばら

観察の成果でしょうか、本日の朝の会で担当の先生が子ども達にアジサイを紹介しました。写真を見せてわかりやすく紹介していましたが、多くの子ども達が園内にあるアジサイの存在に気付いていました。アジサイもこれからは子ども達の観察の対象になっていくことだと思います。