やまなみ自然活動プログラムの一環として、年長児は今年も人参作りに挑戦します。
人参が育っている様子が見られるようにと、だいぶ前から大きなペットボトルを集め、手作りの観察キットが完成しました。
本日は、発芽した人参をペットボトルプランターに植え替えました。
人参はとても繊細で、発芽率も40%程度で、発芽するのがとても難しい野菜です。そのため、プランターに種を蒔き、移植可能な大きなになるまで待っていました。70名分の発芽が確認できたので、本日、植え替えを実施することにしました。
人参は発芽するのが難しい野菜ですが、植え替えをすると、スーパーで売られている人参のように長い1本の人参にはなりづらく、枝分かれする人参になるようです。
しかし、観察するには枝分かれしている方が面白いですね~
そんなことを期待しながら、植え付け作業に入っていきます。
小さな苗であってもすでに長い根が育っているのを子ども達に見せたり、人参には葉っぱがあることなどを子ども達に伝えてから、ペットボトルプランターに土を入れていきました。
さすが年長児です。瞬く間に土を入れ終えると、一人ずつ苗を植えていきます。子どもでは難しいこの作業だけは大人で行いました。
その後は、観察しやすいように、用務員のおじさんが作ってくれた、ペットボトルプランター専用収納ケースに入れて、じょうろでしっかりと水やりをしました。
根付いてくれると、後は待つだけです。
だいたい3か月ぐらい生育にかかるので、2学期に食べられるぐらいの大きさになるかなあと思っています。
なによりも透明なプランターで生長の様子が観察できるのがいいですね。
見られることで、おそらく子ども達にもたくさんの発見があるのではないかと思います。