ダンゴムシハウスが完成!

子どもたちが好きな生き物でダントツの人気を博しているのがダンゴムシです。
普段はたくさんの足でウニョウニュと動いているので気持ち悪がる大人が多いですが、子どもは本当に大好きです。冬にはまったく見かけませんが、春になるとどこからかウニョウニョと出てきます。
そして初夏になると一斉に動きだし、花壇にはダンゴムシの行列ができあがります。朝の自由あそび時間には多くの子どもたちが花壇の周りに集まり、ダンゴムシ取りが始まります。
年少児から年長児までが一緒になって「こっちにいるで」、「こっちの方が大きいで」などと言いながらダンゴムシ取りに毎日、夢中です。一つの目的に向かってみんなが一緒に活ができるのはよいことですが、一つだけ困ったことがあります。夢中になるがあまりに花壇の花を踏んだり、花を掘り起こしたりしてしまう子どもがいます。年少児はまだまだ幼稚園に慣れたばかりなのでたくさんのルールを説明してもなかなか理解はしてくれません。
どうしようかと思案し、思いついたのが「ダンゴムシハウス」です。

ご覧のように大きな入れ物に花壇から数百匹のダンゴムシを先生たちが取り、ダンゴムシも住みやすいように花や枯れ枝、石などを配置し、排水もバッチリのダンゴムシにも子どもたちにも優しいダンゴムシハウスが完成しました。
今日がダンゴムシハウスの初披露だったのですが、ご覧の通り、ハウスの前には子どもたちの集まりが出来上がりました。


覗いてみると、ダンゴムシ以上に人気があったのが、「ハサミムシ」です、ダンゴムシを取っているときに数匹発見したので、それをこそっとダンゴムシハウスに忍ばせておいたのです。はじめて見る変わった虫に驚きながらも、触ってみようと必死に格闘している姿も見られました。



これから子どもたちの口コミ?でもっともっと「ダンゴムシの輪が」広がっていくのではないかと思います。


子どもたちの楽しそうな姿が広がるのが楽しみです。