見張るから見守るに変えてみよう

夏休み、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?
僕はめまぐるしく忙しい毎日を過ごしています。
子どもの認知発達の研修会を1週間受けたり、この秋に予定している投稿論文の執筆、入園受付の準備・・・などなど、毎日が目が回りそうです^^;

先日、受けた認知発達の研修会はとても充実していました。特に僕にとっては社会的認知発達の講座がとても勉強になりました。学んだことは園内研修で先生たちに伝えていこうと思っています。

さて、子育てに関するブログが好評のようで、平均、一日で20名近くの方に見ていただいています。

ということで、ひさびさに、子育てに関するものを掲載します。

題名:「見張るから見守るに変えてみよう」

 「○○しちゃダメ」、「あ〜、そんなことしないで!」などという言葉が口癖のお母さんはいませんか?子どもが小さいうちは何かと心配で、子どものよくないところに目がいってしまい、ついつい規制する言葉を発してしまうことが多くなるものです。これでは子どもを「見張る」ことになってしまい、余りにも過度に見張ってしまうと、子どもとの関係がギクシャクしてしまうことにもなりかねません。さらに、規制する言葉を度々口にしてしまうことで、お母さん自身のイライラ感もその度ごとにつのってしまいます。そこで、子どもを「見張る」のではなく、「見守る」意識へとシフトするように意識をもってみてください。例えば、やったらいけないことをやっている子どもを見た場合、「見張る」であれば、「○○しちゃダメでしょ」となってしまいますが、「見守る」であれば、「そんなことしたら怪我しちゃうよ」というような言葉がけに変わるのではないかと思います。子どもを見張るから見守る意識に変えることで、子どもは「お母さんは自分の味方」だと感じることができるようになります。そうなると親子の関係はギクシャクしませんよね。このような見守る関係で子どもと接することができるようになれば、きっと親子の信頼関係も深まっていくことだと思います。