第1回耕耘後土遊び

6月は、やまなみ自然活動プログラムが目白押しでした。

今週初めに、契約農園に耕耘後土遊びをしに行ってきました。

子ども達には、土がフカフカとした状態と、踏んで固まった状態を感じてほしいと思っていたので、契約農園にお願いして、フカフカの土になるように、遊ぶたびにトラクターで耕してもらえるようにしました。トラクターが動いている様子を見ると子ども達からは「オー!」という声があがるほどでした。

土の状態はこの上ない状態でしたが、あいにくこの日はカンカン照りでした。そのため、熱中症の予防のため、ご覧のように大型扇風機、日よけテント、スプリンクラーとともに、昔懐かしのやかんには、ミネラルウオーターを持参し、万全の体制で臨みました。

 

まずは年少児からですが、年少児はフカフカの触感を楽しみながらも、担任の近くで山をつくったり、固まった土を積み上げたりして遊ぶ子どもが多かったように思います。しかし、年中児になると活動範囲が一気に広がりました。数人で土の積み上げをしたり、かけっこ競争をしたり、はたまた、幅跳びをして競い合ったりとさまざまな遊びが見られました。年長児は、「用意ができたら始めるよ」の合図とともに、一目散に好きな遊びを見つけて、散らばっていきました。そして遊びのスピードがすさまじくはやく、色々な遊びが展開されていきました。しかし休憩後では、寝転がったり、静的な遊びも見られ、口々に「あったかい」とか「気持ちいい」などと言いながら、転げまわったりする姿や男の子では相撲をとったりする姿も見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


このように本活動のねらいにも掲げている「心を解放して遊ぶ」ことができた一日となりました。子ども達からは「もっとやりたい」「おかわり」「またしたい」という積極的な声が多数聞かれ、準備が大変ではありましたが、子ども達のこのような声を聞くと、もっともっと充実したものにしていきたいと思いました。

終了後に園で行った反省会でも先生たちの口からは「子ども達の生き生きとした表情」についてたくさん語られ、来学期にも実施予定の2回目の本活動についても意見交換を行いました。

次は11月です。次回も楽しみです。