今年度最後の耕耘後土遊び 

昨日、今年度最後の耕耘後土遊びに行ってきました。

週間天気予報では、雨だったので、農業法人と交渉し、13日を再々日としていましたが、そんな雨予報はどこへやら、晴天のもとで、実施することができました。子ども達の関心はものすごく、朝の登園時からハイテンションの子ども達がたくさんいました。

当初は、寒くなることを予想して、ガスコンロややかん、防寒具を用意するように保育案を作成していましたが、昨日はとても暖かく、今朝に急遽、案を修正し、ガスコンロややかんを止めて、テントの数を増やしました。

 

今回は今年度最後ということで、一番広い農地を農業法人がセッティングしてくれました。

晴天続きであったため、ものすごくふかふかの状態になっていました。保育者が始めにあたって遊ぶルールを説明しようと、先にふかふかの土を歩いていくと、「先生、ずるい~」という声がでるぐらいのハイテンションぶりでした。

 

簡単に説明を終えると、ものすごい勢いでまずは走り周り、全員が土の感触に歓声を上げていました。

 

 

2歳児も2回目となり、以前と比べると、少し遊びの幅が広がっていました。もちろん泣く子どもはいません。静かに土を固める子どもや保育者の後をついて回り、楽しそうな声を上げる子など、さまざまでした。年少児は以前と比べるとだいぶ遊びの幅が広がってきたようでした。1学期は砂場の延長のような遊び方でしたが、身体を使ってダイナミックに遊ぶこともできるようになっていました。

僕はバスの運転をしたので、少ししかこれらの学年を見ることができませんでしたが、短時間でも以前との違いが分かるほどです。

2歳児クラスと年少児クラスの様子はインスタでご覧ください。

 

 

 

手足がなくなって・・・

下半身が消えています・・・

 

年中児は、土の中に足を突っ込み固めて見たり、身体の上から土をかぶせ、まるで海水浴での砂浜のようにして遊んだりと、年少児よりもダイナミックに遊ぶ子ども達が多くいました。好きな遊びを小グループで展開するというような感じの遊びが多かったように思います。

年長児は、以前にも増して超ダイナミックでした。クラス全体や、学年で一緒に競争したりする姿が印象的でした。先生も「相撲」に参加して、一緒に年長児と遊ぶ姿は、ほほえましいものでした。しかし、本日、相撲をとっていた年長児の担任に聞くと「身体中が筋肉痛」とのこと。さすがに若い先生でも子ども達のパワーには勝てなかったようです。

年長児は帰る間際に、農業法人のお兄さんに、「3年間ありがとう」と声をかけていました(実際は今年からなので1年なのですが・・・)。「小学校に行ってもしたい」という声もあがり、これらから耕耘後土遊びが子ども達の楽しかった思い出となってくれたように思います。

来年度も耕耘後土遊びは行います。今、まさに年間スケジュールを決めています。来年度は農業法人の都合により少し活動内容を変更せざるを得ないものがありますが、この耕耘後土遊びは必ず行いたいと思います。

 

保護者の皆様、ドロドロになった服の洗濯をありがとうございました!

 

本日、耕耘後土遊びの動画をインスタにアップする予定にしています。

ぜひご覧ください。

幼保連携型認定こども園 やまなみ幼稚園(@yamanamikindergarten) • Instagram写真と動画