じゃが玉収穫!

やまなみ自然活動プログラムの一環として、じゃがいもと玉ねぎの収穫に行きました。今年は、5月の強烈な雨にじゃがいもがやられてしまい、収穫量は例年と比べるとかなり少なくなりました。一方で、玉ねぎは全国的に不作となっていますが、当園のじゃが玉ファームでは豊作となりました。これは、株が弱りかけていた時に、農業法人がタイミングよく栄養素を蒔いてくれ、うまく作用したおかげでした。感謝。

 

 

そんなことで、玉ねぎは非常にしっかりと土に根付いており、年長児の子どもであっても一人では抜けないほどでした。中には、大人の私たちでも悪戦苦闘するものもありました。それだけしっかりと根付いたおかげで、立派な玉ねぎをたくさん収穫できました。

子ども達の様子は、やまなみ幼稚園インスタで紹介していますが、ここでは、収穫物の用途についてお知らせします。

やまなみ幼稚園インスタ ⇒ 幼保連携型認定こども園 やまなみ幼稚園(@yamanamikindergarten) • Instagram写真と動画 

収穫したじゃがいも玉ねぎは、持ち帰るだけではなく、絵の材料としても活用します。観察画といって、子ども達は玉ねぎを見て描きます。これはスーパーで買ってきたものでは、なかなか子ども達が集中して描くことができません。なぜならスーパーの玉ねぎには何の関心もないからです。自分たちで育て、収穫した玉ねぎだから興味関心が湧き、よく見て描くことができるのです。「よく見て描きなさい」ではなく、「よく見て描ける環境」を用意することが大切なのです。

 

次に、お泊り保育等の行事で使う玉ねぎを保存しやすいように整えて、子ども達が見えるところで保管しています。このようにしているのは、自分たちが育てた玉ねぎを食することで、感謝の気持ちが芽生えてくれたらいいなぁと考えているからです

子ども達には、言葉で伝え、見えるようにしてあげることで、子ども達が状況を理解し、感情が豊かに育っていきます。

幼児教育では、ちょっとした環境の設定が、とても大切になります。