自己分析をしてみよう

人間は誰にだって、得意なことと苦手なことがあります。子育てにおいても同じです。僕達保育のプロでも同じで、保育の中に得意なことと苦手なことがあります。僕は先生達に自分の保育のスタイルを分析して、得手不得手を意識して保育を考えていくことを勧めています。


子育てにおいても、自分自身の強みと弱みを知ることで、自分の気持ちをうまくマネージメントすることができるようになります。理想的な自分を求めすぎてしまうと、とってもしんどくなってしまいます。完璧な人なんていないのに、理想の自分を追い求めるがあまりに、「なんて自分はダメなの」と思ってしまうと、子育てがうまくいかなくなってしまいます。でも、「自分は○○が苦手だけど、◇◇は得意」と思うことで、自尊心が極端に下がってしまうことを防ぐことができます。苦手なことは、「今より少しうまくできるようになったらOK」というぐらいの気持ちで子育てをしていれば、自尊感情を損なわずにすみ、子育てを少し楽に思えるようになります。
自分自身を客観的に見て、自己分析する機会を持つことは、自分の得手不得手を冷静に見つめることにつながり、自分自身を正しく理解することにつながります。我が子にも同じような目で見てあげられるようになると、我が子の良いところが見えてくるようになります。