ぶどう狩りに行ってきました

昨日、本日とぶどう狩りに行ってきました。

本日は雨でしたが、ぶどう農園の方の計らいで、ハウスの入り口にバスをつけさせていただいたので、雨でも大丈夫でした。

ハウスの入り口に入ると、ぶどうの甘い香りがするほど、よく実っていました。一般への公開前に当園の園児に開いていただいているので、ハウスは当園での貸し切りです。

ぶどう狩りの前には担任の先生からの注意事項をしっかりと聞き、自分のほしいぶどうを先生に告げて取ってもらいます。ぶどうの木は、それほど高くないのですが、年長児でもぶどうまでは届きません。そのため、先生たちがハサミで子ども達の選んだぶどうを取ります。2歳児でも多くの子どもが大小を理解できる月齢になっており、大きいものを指さして、選んでいました。中には「長いあれがいい」と長短で表現できている子どももいました。長短は大小よりも発達面では月齢が高い表現です。このような発話からも、子ども達の育ちを感じることができました。

 

 

 

 

そして、驚いたことに学年が下であるほど、今年はモクモクと食べることに集中していました。一心不乱とはまさにこのような状態であろうかというように、ひたすら食べることに集中していました。逆に学年が上がるにつれて、「甘い」という言葉が多く聞かれ、ぶどうそのものへのコメントがあちらこちらから聞かれました。

 

自然との関わりは直接体験により子ども達にさまざまな気づきを与えてくれます。普段はパックに入れられたぶどうしか見たことのない子どもにとっては、ぶどうが木からぶらさがっている姿に驚き、ぶどうを口にしたことのない子どもには、自然がくれた甘さに喜んだことだと思います。

ぶどう狩りで1学期のやまなみ自然活動プログラムは終了となりますが、2学期には、さらに充実した取り組みを用意しています。